こんにちは!
本記事では、これから電子回路を勉強しようとする方必見のおすすめ参考書をご紹介していきます。
おそらく電気系学部の2年生から勉強をする分野だと思います。
本記事で紹介する参考書は、難しい数式を使っていないので専門的な数学知識が無くても理解することができます。
独学で勉強している入門者の方にとって最適の本です。
難しい専門書を読む前にぜひ読んでほしい参考書をご紹介します。
電子回路おすすめ参考書
松下電器工学院の「プログラム学習による~」シリーズの第5巻目です。
1~4巻は電気回路についての本ですが5巻と6巻は電子回路についての本です。
電気回路の基礎が怪しい方は、同シリーズの参考書などを使って回路についての基礎学習を済ませてから、半導体の勉強をすることをおススメします。
下記の記事では電気回路のおすすめ参考書についても紹介しています↓
「プログラム学習による基礎電子工学 電子回路編1」を読むことで、ダイオード、トランジスタなどの半導体素子についての構造や、特性、基本回路の動作についての知識が得られます。
初学者におすすめの本です。
電気を専門としない人にも理解できる言葉で解説されています。
優れた入門書です。
専門書でつまづいた人もこれならついていけます。
各章末に練習問題もあり、章ごとに学習した内容を確認することができます。
次に続きの、
増幅回路の動作や特徴。その後に、発振、変調、復調についてもわかりやく解説されています。
トランジスタの電気的な性質を表すh定数も本書にでできます。
信号を扱うのでちょっとだけ難しくなりますが、ちゃんと読んでいけば理解できるようになっています。
電気回路の勉強よりレベルが上がって難しいのですが、とても興味深い分野です。
直流や交流回路の勉強をする時より全然楽しく読み進めることができました。
先ほどの参考書と内容がかぶっている部分もありますが、半導体回路についてのシリーズ。
こちらの書籍もおすすめです。
半導体回路については、第1~第3巻まであります。
半導体とはどういうものかについてから始まり、トランジスタ増幅の基礎、FETやサイリスタといった半導体デバイスの動作、活用上のポイントについても解説されています。
とりあえずここまでやれば、半導体回路の一番重要な基礎知識はOKだと思います。
この松下電器シリーズ参考書はほんとに良い家庭教師です。
松下電器シリーズの本を読み、ある程度の輪郭を把握しもっと勉強をしたいと感じたら専門書へと移行するのが良いかと思います。
いきなり難しそうな専門書に取り組む前に、是非試しに読んでみてください。
次に、
1巻の内容を元に、より実用的な知識を学べます。
カレントミラーや差動増幅器、負帰還とオペアンプなどアナログ回路について書かれています。
カレントミラーや差動増幅器、負帰還などは、大学のアナログ回路のテストにもけっこう出てくるので重要なトピックです。
1、2巻がアナログ技術についての本でしたが、こちら3巻はディジタル技術についてです。
ANDとかORとかのやつです。
フリップフロップ、符号化、マイコン活用の基礎を学習できます。
僕はディジタル回路の勉強のほうが勉強していて面白かったです。
ディジタル回路については、こちらの本より以下の記事で紹介した「なっとくするデジタル回路」という参考書の方が楽しく読めるかもしれません。
以上、半導体、電子回路の勉強に役立つおすすめ参考書でした。
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