本記事では大学レベルの微分積分、線形代数、統計学のおすすめ参考書を紹介します。
理系の科目を専攻してる人は学部関係なく大学でこれらのクラスを履修する方が多いかと思います。
数学の知識は、物理学や電気回路の授業でも必要になってきます。
言わずもがな大学の数学はけっこう難しいものです。
ついていけない人もたくさん出てきます。
この先生はいったい何を言っているの?ってなることも多々あることでしょう。
なので本記事では大学の授業がいまいち分からないという方でも、しっかりとついていけるような参考書を紹介していきます。
ここで挙げている参考書は、大学の教科書ってわざと難しく書いてあるんじゃないかと思えてしまう程分かり易い本です。
![](https://poland-it-blog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
それでは個人的に買ってよかった参考書の紹介です。
微分・積分学
スバラシク実力がつくと評判の微分積分キャンパス・ゼミ
微分・積分は大学数学の中でも1番重要な分野。
まず買ってよかったなと思った本は、マセマシリーズの参考書。
定番の参考書です。
本書では読んでいて退屈してしまうような羅列的な記述ではなく、口語的な文章で丁寧に、単位を取るために必要なポイントを解説しています。
初学者にちゃんと分からせようとする工夫がすごいです。
内容が分かってくるとやはり楽しくなるので勉強意欲も高まります。
定番なだけあります。
単位を取るという目的にピッタリの参考書だと思います。
授業が分からなくなった時用にとりあえず買っておいた方が良い本。
1冊でマスター 大学の微分積分
この本も分かり易かったです。
こちらの『1冊でマスター 大学の微分積分』の参考書は、先ほどのマセマの微分積分よりボリュームがあり、マセマの本ではカバーされていないタイプの問題もいくつか掲載されていました。
応用など高度なことは書かれていないので、ハイレベルな勉強をしたいという方はこれまた違う本で勉強する必要があります。
マセマの参考書が合わないという方は小林先生のこちらの本がいいかもしれません。
初めから学べると評判の大学基礎数学微分積分キャンパス・ゼミ
大学数学をやる前に高校の数学がちょっと不安という方はこの参考書の前に、こちらの本をやるといいかもしれません。
高校数学から大学数学へとスムーズにうつることができます。
正直、私立大とかが出す数IIICの問題とかのが断然ムズいと思うけれども。
「超」入門 微分積分 (ブルーバックス)
もし微分積分が苦手という方は最初にブルーバックスのこの本を読むと苦手意識がなくなると思います。
この本はとにかく分かりやすく、高校数学で習ったこと全て忘れてしまった僕でも楽しく読めました。
高校生のときに公式で覚えた内容の本質が理解できます。
なるほどこれが微分・積分か!となります。
本当に目からウロコ。
舌を巻くとはまさにこのこと。
とても勉強になる本です。面白いです。
途中でおっぽり出せないぐらい楽しく読み進められます。
学校で習うときもそうですが、ふつうは微分を学んでから積分を勉強します。
しかし、こちらの本ではまず積分についてから始まります。
積分の後に微分を勉強します。
そっちの方が不思議とイメージしやすく理解しやすかったです。
読み進むほど理解が広がっていく感じがします。
まるで進研ゼミ漫画の主人公かのごとく「分かる、分かるぞ」となること間違いなし。
ペンと紙もいらないので、通学、通勤中の電車でも読むことができます。
なんだったらわざわざ机に向かわずに、寝っ転がりながらでも読めます。
値段も1000円弱と安いので、サラリと目を通す感じで是非試しに手に取ってみて欲しい一冊です。
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できたら中高生の時に出会いたかった本。
線形代数
スバラシク実力がつくと評判の線形代数キャンパス・ゼミ
微分・積分より線形代数のが取り組みやすい分野だと思います。
微分積分の授業より楽に単位が取れました。
線形代数も微分積分同様マセマか石井俊全さんの参考書をやればOKです。
1冊でマスター 大学の線形代数
石井俊全さんの参考書は演習問題もしっかりしています。
たくさんの問題を解きたい方はこちらがいいです。
掃き出し法もバッチリ!
ジョルダン標準形についてもしっかりマスターできます。
高校数学でわかる線形代数―行列の基礎から固有値まで
ブルーバックスのこっちの本も面白かったです。
導入にぴったりの本。
タイトルの通り高校数学で十分わかるので大学の授業が始まる前に読んでみるのが良いかと思います。
高校数学から大学数学へとスムーズに学習を進めることができます。
線形代数に限らず、ブルーバックスの『高校数学でわかる』シリーズは基礎を固めるのにとても効果的です。
漫画のやつもとても分かりやすいです。
統計学
スバラシク実力がつくと評判の統計学キャンパス・ゼミ
統計学は理系、文系問わず広い分野で必要になってくる分野です。
視聴率や出生率とか、実際の社会とも関わりがすごい強い分野。
確率とかはやはり微分・積分よりおもしろい。
統計学も例のごとくマセマ。
高校数学でわかる統計学―本格的に理解するために
あとはこちらの本。
とりあえず、ここらへんをやっていれば単位は楽勝かなと思います。
僕の大学では全然余裕でした。
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以上、微分・積分、線形代数と統計学のおすすめ参考書についてでした。
微分・積分のあとはおそらくフーリエ解析について勉強すると思います。
↓この記事で紹介された本をアマゾンでチェック
・マセマ(微分積分)
・1冊でマスター 大学の微分積分
・マセマ(大学基礎数学)
・微分積分読本 1変数
・「超」入門 微分積分 (ブルーバックス)
線形代数
・マセマ(線形代数)
・1冊でマスター 大学の線形代数
・高校数学でわかる線形代数(ブルーバックス)
・マンガ 線形代数入門
統計学
・マセマ(統計学)
・高校数学でわかる統計学(ブルーバックス)
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